老化予防対策ガイド

老化予防対策ガイド♪では胃腸・消化器官の老化現象の特徴と原因について入門者向きにわかりやすく解説しております。

◆胃腸・消化器官の老化現象の特徴と原因の解説(もくじ)

◆胃腸・消化器官の老化現象の特徴

★分泌液の低下が大きな特徴

 胃や小腸・大腸などは私達が食べた食物を分解し必要な栄養素を体内に吸収する重要な役割を果たす消化器系の器官です。

 胃腸組織の老化の特徴は、胃腸から分泌されている分泌液の絶対量が低下することが大きな特徴となります。

 胃は食道から流れこんできた食物を胃液によって細かく分解する「消化器官」ですが、胃が分泌する胃液の量は成人男性の場合で1日に2リットル~2.5リットルもの胃液を分泌していると言われております。

 しかし、この胃液の分泌量は加齢に伴い減少することが確認されており、胃液の分泌量が低下した胃には、長時間食べ物が滞留するようになります。

 歳をとると「胃もたれ」などの症状を発症しやすくなるのは、この胃液の分泌量の低下が関与しているのです。

 また大腸組織では排便を行う能力が低下するため、高齢者になるほど「便秘症」を発症しやすくなります。

 便秘症は女性の発症率が圧倒的に高く、特に高齢者の女性の大半の方は便秘症に悩まされているのが実情です。

◆胃や腸の老化の原因とは?

【神経細胞数の減少が原因】

 胃腸の老化の原因はニューロン細胞の絶対数が減少していくことが老化の原因のひとつとして関与している可能性が検討されます。

 消化器系器官は加齢に伴ってその能力は低下しますが、活動自体はそのまま継続して行われるため非常に有能で体力のある器官です。

 しかし「神経細胞数」の低下は正常な活動能力を満たすには至らず、胃液の分泌量の低下や「小腸」「十二指腸」などの能力の低下も少しずつ進行します。

 大腸は水分を吸収した残りかすを肛門へ押し出し便として排泄する役割がありますが、神経細胞数が減少するとこの便意も弱くなります。

 直腸は一定量の便が溜まると「排便反射」と呼ばれる反射によって便を排泄しようとしますが、この排便反射そのものが弱くなることによって便秘症を招く原因ともなっているのです。

 特に慢性的に便秘症を抱えている方の場合は、この排便反射の老化現象を抱えているケースが多い可能性が検討されます。

◆胃腸の老化対策・食生活による改善

★胃腸へ与える負担を軽減する

 胃腸などの消化器系器官の老化を防止する方法について確認して行きましょう。

 胃腸は老化現象が徐々に進行はするものの、活動自体を突然辞めることはありません。

 そのため、胃腸の老化を防止する最大の予防対策は胃腸へ与える負担を軽減することが重要な対策法となってきます。

 人間の胃や十二指腸・小腸・大腸はとても有能な器官であることは生物上最も雑食の生物が私たちヒトであることからもわかります。

 若い時は何とも無かった食事も加齢に伴って重く感じたり、食事で一度に摂取できる量も減ってくるのは自然な流れでもあります。

 まずは暴飲暴食を避け、朝昼晩の規則正しい食生活を継続していくこと。

 胃腸に過度の負担をかけない食生活を心がけることが重要です。

 尚、便秘の対策としては「食物繊維」を多く含む食品を積極的に摂取することが有効です。

 さつまいもや緑黄色野菜の食物繊維は腸内で吸収されずにカスとして残りやすいため、排便を促す効果が期待できるためです。